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コーチ海外帯同レポートinイタリア

8/3~8/25の期間でGA東京U15 イタリア遠征(ウディネ、ヴェローナ)に青木Cが帯同しました。

青木C 遠征レポート

<イタリア人を見て感じた所>

1.体格が良い

2.フィジカル的に強い

3.スピードがある(プレーも含む)

日本人が通用するポイント

1.アジリティが早い

2.俊敏性

向こうの選手(イタリア人)はまず、ほとんどの選手が体格が良く、強い、はやいが印象的でした。

見た目では、同世代に見えない選手ばかりです。それはもはや血の問題だと思うので、追いつくことは不可能に近いことだと感じました。

 

プレーのスピードだったり、判断のスピードはイタリア人の方が長けていますが、走る方のスピードでは、アジリティの早い日本人が勝っていました。更に、1,2歩のダッシュ(いわゆるショートダッシュ)でも勝ててる印象でした。もちろん、長いスプリントでは、イタリア人の方がはやい。そして、バネがあるような走りをする選手がサイドアタッカーをやっています。

なので、その選手にサイドをぶち抜かれクロスボールをあげられる場面が非常に多く見れました。

それがイタリアサッカーのストロングポイントではあります。

 

セリエAのチームとの試合では、選手1人のクオリティがとても高く、戦術理解度もとても高かったです。キックの精度、パスの精度も非常に高かったです。ボールを持ったらまずは仕掛ける。1対1になったらすかさず仕掛けに来る、抜きにかかります。そういう姿勢はすごいです。

この仕掛ける、抜くということは日本人も見習うべきポイントだと思いました。

 

イタリア人の守備

まず、日本人の守備は「抜かれないように対応する」一方、イタリア人の守備は「一発で飛び込んでくる」抜かれない守備と抜かれてもいい守備の両極端ですが、イタリア人はそれでボールを「奪います」むしろ、奪う意識があるからボールを奪えると思います。

日本人では、その守備は難しいかもしれませんが、トライしていくべきポイントだと思います。

 

日本人のストロングポイントである俊敏性については、細かいステップだったり、ショートダッシュの部分では長けているので、ゴールまでワンツーだったり、3人目の動きで飛び出すなどのゴールを打開できるプレーが出てくると良いと思います。

磨いていくべきポイントです。

 

最後に、、

中学2年生で海外へ行き、海外のレベルを経験できたことは本当に良かったと思います。

何故ならイタリアへ行って実際に強いチームと対戦することで自分に何が足りていないか明確になったからです。この経験は、イタリアに行った選手にしか味わえない体験です。

イタリアでの経験は、言葉では表せない、お金でも買えない「プライスレス」なものです。この経験を糧に選手たちは成長していってくれると思いますので、温かい目で成長を見守って頂けると幸いです。

最後になりますが、このような貴重な経験を与えて頂いた保護者の皆様、本当にありがとうございました。